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ユニコーンオーバーロード:レトロで奥深いSRPG

ゲーム評価
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バニラウェアとアトラスが手掛けたシミュレーションRPG『ユニコーンオーバーロード』が発売されました。本作は戦略性が求められるSRPGでありながら、プレイヤーが難易度を自由に設定できるため、自分に合ったペースで楽しむことができます。

今回は、私が最も難しい「Expert」モードでプレイした初回の感想と評価をお届けします。周回プレイは行っていませんが、初見プレイならではの視点で振り返ります。なお、本記事にネタバレは含まれておりませんので、安心してご覧ください。

また、これまで私がプレイしてきたRPGについても紹介しますので、気になる方はぜひチェックしてみてください!他に僕がプレイしてきたPRGはこちら

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ゲーム概要

ストーリー:王道のSRGP偶像劇

SRPGの王道ストーリー。

主人公の母親(女王)が倒され、それにより王国が乗っ取れる。その乗っ取られた王国を正当後継者である、主人公が国を取り返すこと+世界を平和に導くことを目的に旅する物語。 物語の途中では多くの仲間が主人公に賛同したりして、ともに旅をすることになります。

メタスコア:87点

メタスコア:87点参照サイト

ユニコーン・オーバーロード』は、見事なまでに作り込まれたビデオゲームだ。新たな国家、ステージ、バックストーリー、そして時間を忘れるようなサイドベンチャーが、押しつけがましく感じられることなく、すべて互いに織り交ぜられている。このすべてが、世界をより深く掘り下げるにつれて、音楽とビジュアルで一貫して目もくらむような感動を与えてくれる。このテンポは驚くほど柔軟に作られており、あるプレイヤーが数分かけてやることに、別のプレイヤーが数時間かけても、どちらのプレイヤーも時間を有効に使うことができる。戦闘は、戦術的なオプションやクラスが常に魅力的であるため、楽しいビジュアルが絶えず変化する。ユニコーン・オーバーロード」は、あらゆるゲーム感覚を満足させる特別なタイトルだ。

ヴァニラウェアの新製品である『ユニコーン・オーバーロード』を深く見てみると、ちょっと一般的で予測可能な凡庸なストーリーという側面は、JRPGというジャンルでは最高の部類に入る、信じられないほど面白いアクションと戦術によって劇的に救われている。

ジャンル、発売日等

発売日2024年3月8日
ジャンルシュミレーションRPG
プレイ人数1人
DLCの有無なし
販売機種Nintendo Switch/ PlayStation®4/ PlayStation®5/ Xbox Series X|S
私のプレイ時間60時間

よかったポイント

Good①:往年のJRPGの戦闘システム

戦闘システムは「オウガバトル64」を彷彿とさせるものになっています。(ほぼ同じ?)
キャラクターの相性を考慮しながら2〜5人のパーティを編成し、それを最大10パーティまでフィールド上で操作して戦います。拠点を奪ったり、ギミックを活用したりと、「どのように動かすか?」が本作の大きなポイントです。戦闘自体は自動で進行するため、あらかじめ行動順序を設定し、効率的に戦えるよう工夫が求められます。

クラスにはそれぞれ相性があり、歩兵・騎馬・空兵の組み合わせに加え、魔法・弓・タンク・回避タンクなど、多彩な役割が存在します。さらに、60種類以上のクラスが用意されており、組み合わせは無限大! レベルが上がることで新たなスキルも習得でき、戦術の幅がどんどん広がっていきます。

勝てない敵に遭遇した時には編成を見直して、レベルを上げて、装備を整えて、動く順序を考えて・・・などやって勝てたときの快感は至高のものですね。試行錯誤して勝てる喜びがあります。

また、1つの戦闘は5分〜30分以上と長さも様々。長い戦いをなんとか勝てたときの達成感もよいですし、もう少しだけと思って短い戦闘を重ねてしまったりもします。戦闘に勝つと街で買い物ができるようになり、新しい装備がないかな?新しい装備を手に入れたら早く戦いたい!の繰り返しでずっと楽しめました。

Good②:効き心地の良いBGM

ゲーム全体を通して素晴らしい音楽が流れています。

本作は5つの国を舞台にしていますが、国ごとに異なる楽曲が用意されており、さらに昼と夜でもBGMが変化します。フィールドを散策しているだけでもテンションが上がり、それぞれの国にマッチした音楽を楽しめます。買い物や編成の調整もフィールド上で行うため、気づけばフィールドの音楽を口ずさんでいることも。

戦闘では、テンションが高まりつつも緊張感のある音楽が流れ、バトルをより盛り上げてくれます。さらに、サウンドトラックも発売されており、作業用BGMとしても楽しめそうです。

Good③:オープンワールド風な進め方

『ユニコーンオーバーロード』は、序盤こそストーリーの進行に一定の順序がありますが、それ以降の進め方は自由。極端な話、いきなりラスボス戦に挑むことも可能です。

とはいえ、いきなりラスボスに挑むことは現実的ではないにせよ、行き詰まった際には別のストーリーを進めたり、戦闘を避けながら先のマップを探索したりと、さまざまな選択肢が用意されています。マップ探索では貴重なアイテムが多く落ちており、それらが巧妙に隠されていることも。新しいエリアを探索するだけでもワクワクする要素が詰まっています。

残念だったポイント

Bad①:クラスが多すぎる

クラスの相性をある程度把握しておく必要があるため、序盤はまだ問題ありませんが、終盤になると相手のクラスや自分の編成を把握しきれず、混乱してしまいます。後半に進むほど考慮すべき要素が増え、戦略がどんどん複雑になっていきます。

模擬戦(自分のパーティ同士を戦わせる)を行うこともできますが、実戦では必ずしも活かせるとは限らず、編成にはかなり悩まされました。(頭のいい人ならうまくできるのかもしれませんが……)

さらに、固有キャラが多く、戦闘フィールドも広大であるにもかかわらず、編成できるのは最大10パーティ(50人)までという制限があります。もう少し自由度があれば、より戦略の幅が広がったかもしれませんね。

Bad②:周回、やりこみ要素が薄め

多くのユニットが存在し、自由に編成して攻略できるのが本作の魅力の一つ。しかし、その戦略性を存分に発揮できるような高難易度クエストは、「Expert」ではあまり感じられませんでした。

理想の流れ
難しいクエストで負ける ▶ 編成を組み直す ▶ 勝てた!嬉しい!

現実の流れ
難しいクエストに挑戦 ▶ なんとなく勝てた ▶ 編成このままでいいか〜

このようなパターンが多く、編成を考えるのが楽しいゲームであるにもかかわらず、その魅力が十分に活かしきれていない印象を受けました。周回プレイはありませんが、「Expert」より上の難易度が解放されるため、それに挑戦するのも一つの手。ただ、すでにストーリーを知っている状態で再プレイするのは、正直なところ微妙に感じてしまいますね。

Bad③:おまけ

もう一つ気になる点を挙げるとすれば、検索時に「ユニコーンオーバーロード」と入力するのが面倒なこと。

良い略語はないのでしょうか?(英語だと Unicorn Overlord で短いのに…)

まとめ

じっくり考えながら遊べるSRPG

システムがしっかりしたSRPG。腰を据えてゆっくり遊ぶ人にはもってこいな内容でした。戦闘システム+BGMで割と高いテンションのまま戦闘やストーリーに挑めます。戦闘に勝つと次のマップが開放されたりするので、辞め時を失います。

SRPG好きはぜひやってみてください。(最高難易度も含めて)


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