ポケモン紹介
ゴリランダーは、『ポケットモンスター ソード・シールド』の御三家の一体であり、『スカーレット・バイオレット(SV)』においても優秀なポケモンです。他の御三家についてはここでは触れませんが、ゴリランダーは環境でしっかりと活躍できる性能を持っています。
たしかに、「グラススライダー」はナーフされましたが、それでも「グラスメイカー」の特性によってフィールドを書き換えることが可能です。そのため、草タイプの技を強化したり、耐久面をサポートしたりすることができます。
また、「はたき落とす」や「とんぼがえり」など、優秀な補助技を多く覚えるのも強みです。相手の持ち物を奪ったり、有利な状況を作りながら交代したりと、器用な立ち回りができるポケモンといえるでしょう。
総じて、ゴリランダーは『SV』環境でも十分に活躍できるポテンシャルを持ったポケモンです。
図鑑・種族値

ゴリランダーはAが高く、Cが低いため、その分ほかの種族値に割り振られている印象があります。Aが125と非常に高いのも魅力ですが、それだけでなく、タイプ一致で「グラススライダー」を打てる点が強力です。さらに、B(ぼうぎょ)やD(とくぼう)もそこそこあるため、状況によっては受け出しも可能です。
草タイプは決して弱点が少ないわけではありませんが、対戦環境においては意外と草技を受けられるポケモンが少ないのがポイントです。特に、伝説環境では草技が通りやすい場面も多く、ゴリランダーの持つ打点が光るケースが少なくありません。

使い方
特性「グラスメイカー」一択
- しんりょく:HPが1/3以下の時、『くさ』タイプの技の威力が1.5倍になる。
- グラスメイカー(夢):戦闘に出ると5ターンの間、場の状態を『グラスフィールド』にする。
「グラスフィールド」を展開できるのが優秀すぎる!
フィールドを自在に操れるポケモンは限られていますが、アタッカーとしても戦えるのは、ほぼゴリランダーだけといっても過言ではありません。「グラスメイカー」のおかげで、場に出るだけでフィールドを塗り替え、草技の威力を強化しつつ、「グラススライダー」で素早く攻撃することができます。
また、フィールドによって地面技の威力を軽減できるのもポイント。自身の弱点をカバーしつつ、サイクル戦やサポート面でも貢献できるため、攻守にわたって優秀なポケモンといえます。
こうした特性と役割を兼ね備えているのが、ゴリランダーの強みですね!
努力値・性格:HAでトリル採用
後攻でとんぼができること、先制技があることを思うと耐久と攻撃に振れるHAがオススメ。
技構成

- グラススライダー
- とんぼがえり
- はたきおとす
- ねこだまし
「ウッドハンマー」や「10まんばりき」を採用する型もありますが、どの技を削るかが悩みどころですよね。ゴリランダーは技範囲が広く、「はたきおとす」「とんぼがえり」「グラススライダー」など、どれも捨てがたい技が多いので、技構成のやりくりが非常に難しいポケモンです。
持ち物:とつげきチョッキで場持ちよく
環境的に特殊アタッカーが多いので、「とつげきチョッキ」は誰が持つか悩みどころ。「まもる」が不要なポケモンに持たせたいと思うとやはりゴリランダーがベストになりますね。
テラスタイプ:相性補完のいい「ほのお」
草タイプの弱点である 「こおり」「むし」「ほのお」 の3つを半減できるうえ、物理アタッカーにとって厄介な**「やけど」を無効化**できるのが大きな強みです。特に、「おにび」を使う相手に対して強く出られるのは、ゴリランダーの攻撃性能を最大限に発揮するうえで重要なポイントですね。


使ってみました
強いところ:伝説に強すぎる!
ゴリランダーは、伝説環境においても非常に強く立ち回れるポケモンですね!
技・特性・タイプのどれをとっても優秀で、特に上位の禁止伝説に強く出られるのが魅力です。
- ミライドン → 「グラスメイカー」でエレキフィールドを書き換え、特性の恩恵を消せる。
- カイオーガ → タイプ一致の「グラススライダー」で先制攻撃し、大ダメージを狙える。
- 黒バドレックス → 「はたきおとす」を耐えられにくく、一撃で大きく削れる。
このように、伝説環境で猛威を振るうポケモンに対してしっかりと役割を持てるのが強みですね。
さらに、トリックルーム編成では「ねこだまし」が非常に有効!ただし、それが効かない リキキリンやアマージョ に対しては、「とんぼがえり」で有利対面を作ることができるため、技範囲の広さが光ります。
この柔軟な立ち回りができるおかげで、サイクル戦でも非常に重宝するポケモンですね!
弱いところ

環境的に減りましたが、ガオガエンにできることは少ない。「いかく」を入れられるとアタッカー性能も下がり、打点も持ち合わせてません。「10まんばりき」採用するのもありですが、他にもやりたいことが多く・・・技構成が難しい。

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