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【SV対戦】トリックルーム構築の作り方と立ち回り完全ガイド|遅いポケモンが最強になる逆転戦略

ダブルバトル

結論から言えば、トリックルーム(以下、トリル)とは「盤面のルールを書き換える最強のバフ」です。

ポケモン対戦において「素早さ」は絶対的な正義。誰もが1でも速く動くために、必死に努力値調整を重ねます。しかし、トリルはその「速い者が強い」という前提条件を根底からひっくり返します。

一瞬で戦況が反転し、重戦車のような鈍足アタッカーが先制し始めるあの瞬間——SRPGで完璧な布陣を敷き、罠に誘い込んだ敵を一網打尽にするときの感覚に、どこか似ています。

今回は、スカーレット・バイオレット(SV)の環境を見据え、盤面を支配し確実な勝利を手繰り寄せる「トリル構築」を、一人のトレーナーとして深掘りします。

1. トリックルームが強い理由|素早さ競争から降りる戦略

トリル構築の真髄は、あえて「速さの競争から降りる」ことで得られる、圧倒的なステータス差にあります。

メリット:耐久力という名の「盤石な布陣」

通常、高速アタッカーは先制するために耐久を削ります。しかし、トリル下で動くポケモンは、素早さに振るはずだったリソースをすべてHPや防御に回せます。

いわば「重厚な盾を持ったまま、誰よりも速く殴りかかる」状態。一撃を耐え、重い返しの一撃で確実に駒を落とす。この「耐えて勝つ」安定感こそ、トリル構築の最大の醍醐味です

「©2022 Pokémon. ©1995-2022 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.」

トリル下では素早さ勝負が逆になります。なので、相手の「おいかぜ」や雨下での「すいすい」などが無効や状況を悪化させるものになります。それらの対策になるというわけです。

デメリット:4ターンという「期間限定の戦場」

トリルの効果は、発動ターンを除けばわずか4ターン。この短期間にエースを降臨させ、相手の陣形を崩し切る必要があります。

限られたターン内で、どの駒を動かし、どのタイミングで攻勢に出るか——静かな朝の空気の中でパズルをじっくり解くような、思考の深さが求められます。

「©2022 Pokémon. ©1995-2022 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.」

2. トリルパの理想的な3つの役割と選出基準

理想的なトリル構築は、役割が明確に分かれた3つのピースから成り立っています。

① 物理エース:盤面を制圧する「主役」

圧倒的な破壊力で相手の駒を削り取る、パーティの顔です。トリル下では素早さが低いほど有利なため、最遅調整(個体値0かつ下降補正)が基本になります。自分なりのエースを見つけましょう!逆に威嚇などで下げられることもあります。「かちき」や「まけんき」などの対策、クリアチャームの持ち物で対策する必要もあります。

一般〜準伝説ポケモン

ポケモンタイプHABCDS評価
ブリザポスこおり1001451306511030★★★☆☆
ガチグマ(原種)
じめん・ノーマル130 140 105 458050★★★★★
ハッサム
はがね・むし70130100558065★★★★
ヘイラッシャみず150100115656530★★☆☆☆
アラブルタケくさ・あく11112799799955★★★☆☆
テツノカイナ
かくとう・でんき154140108506850★★★★
ゴリランダーくさ10012590607050★★★★
バンギラス
いわ・あく1001341109510061★★★★
記事があるポケモンだけ図鑑の絵があります。

禁止伝説級ポケモン

ポケモンタイプHABCDS評価
バドレックス
はくばじょうのすがた

こおり・エスパー1001651508513050★★★★★

② 特殊アタッカー:戦略の「安定剤」

物理一辺倒では、相手の特性「いかく」や物理受けポケモンに詰まるリスクがあります。特殊枠は、戦略の幅を広げる不可欠なピースです。

物理より種族値が少し劣る分、威嚇などCを下げる特性がないメリットもあります。物理一辺倒になると相手に耐えられることが増えてしまうので、特殊アタッカーはパーティーに1匹は入れておきたいですね。エースとなるには少しお膳立ては必要ですが、アタッカーとしては十分な性能なので2番目のエースアタッカーを探してみてください!

一般〜準伝説ポケモン

ポケモンタイプHABCDS評価
ラウドボーン
ほのお・ゴースト104751001107566★★★☆☆
コータス
ほのお7085140857020★★★★
トリトドンくさ・みず1118368928239★★☆☆☆
ニンフィアフェアリー95656511013060★★★☆☆
ヤバソチャ
くさ・ゴースト71601061218070★★★★★
クワガノン
むし・でんき7770901457543★★★☆☆
ガチグマ(アカツキ)じめん・ノーマル113701201356552★★★★★
記事があるポケモンだけ図鑑の絵があります。

禁止伝説級ポケモン

ポケモンタイプHABCDS評価
カイオーガ
みず1001009015014090★★★★★

③ トリル始動要員:戦略の「核」

すべてはここから始まります。確実に「場を整える」のが彼らの仕事であり、パーティの司令塔と言えます。倒されないこと!ひるまないこと!挑発を無効にすること!などをケアしながらポケモンと持ち物を選びましょう。覚えるポケモンが「エスパー」や「ゴースト」タイプになるので、「あく」技に弱いという共通点があるので、パーティ編成のときの参考にしましょう。覚えるポケモンの一覧はこちら

ポケモンタイプHABCDS評価
クレセリアエスパー120701107512085★★★★★
ユクシーエスパー75751307513095★★★★
リキキリンノーマル・エスパー12090701107060★★★★★
イエッサン♂ノーマル・エスパー6065551059595★★★☆☆
イエッサン♀ノーマル・エスパー7055659510585★★★☆☆
ミミッキュ
フェアリー・ゴースト5590805010596★★★★★
サマヨール
ゴースト40701306013025★★★★★
ドータクンはがね・エスパー67891167911633★★★★
ポリゴン2
ノーマル8580901059560★★★★★
記事があるポケモンだけ図鑑の絵があります。

3. 立ち回りの基本フロー|4ターンを最大限に使い切る

トリル構築の典型的な動きを、タクティカル・フローで整理します。

  • ターン0(選出) 相手の妨害手段(挑発、アンコール等)を予測し、始動役を選出。裏には相性補完の良いエースを2枚控えます。
  • ターン1(展開) 「トリックルーム」を発動。この際、隣のポケモンで「ねこだまし」を打つか、「まもる」で安全を確保するのが定石です。
  • ターン2〜4(攻勢フェーズ) トリル下でエースが暴れます。相手に守る隙を与えないよう、高火力技で圧力をかけ続けましょう。この「選択の強制」こそがトリルの真骨頂です。
  • ターン5以降(トリル切れ後) 崩しが不完全な場合に備え、先制技持ち(ハッサム等)や、単体で完結しているポケモンをラストに据えておくと盤石です。

4. トリルが崩れるパターンと対策

強力な戦略には、必ず対策が存在します。軍師として、あらかじめ「次への攻略法」を用意しておきましょう。

トリル切れ後の処理 4ターン以内に崩し切れないと、鈍足エースが狩られるリスクがあります。「トリルの再展開」か「後続の自立」を必ずパーティに組み込んでおきましょう。まとめ

「ちょうはつ」による始動妨害 最大の天敵です。対策として、メンタルハーブの所持、またはリキキリンやブリムオンのような「妨害を許さない特性」を持つ駒を起用しましょう。

トリル返し(再展開) 相手も「トリックルーム」を打つことで、効果を打ち消してくることがあります。相手の動きを読み、攻撃に転じるか、再度貼り直すかの見極めが重要です。

5. トリックルーム構築まとめ|あなたの「盤石な布陣」を組もう

「もし、あなたの自慢の高速アタッカーが、明日から一番最後にしか動けなくなるとしたら——どんな盤面を描きますか?」

トリル構築は、単なる逆張りではありません。**「自分の得意な土俵に相手を引きずり込み、盤面を掌握する」**という、極めて論理的で誠実な戦略です。

素早さ競争に明け暮れるのも一つの道。しかし自分なりの「盤石な布陣」を整え、じっくりと逆転の機会を待つ。そんな積み上げの面白さを、この構築には感じています。

今夜の考察はここまで。最高のタクティクスを練りながら、心地よい眠りにつくとしましょう。

僕の構築紹介します

今夜のタクティクス(一言)

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