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初めての『ドラクエ7』快適なのに単調だった


実は今回が、初めての「ドラゴンクエストVII」体験でした。2026年2月に発売された「ドラゴンクエストVII リイマジンド」で、遅ればせながらこの長編RPGに足を踏み入れることになりました。話題になっていた石版探しの快適化や、転職システムの奥深さが気になり、思い切ってプレイしてみることにしました。

石版・転職・フルボイス、リイマジンドの基本情報

2026年発売のリメイク版

「ドラゴンクエストVII リイマジンド」は、スクウェア・エニックス2026年2月5日に発売したRPGで、開発はヘキサドライブが担当しています。原作は1998年にプレイステーションで発売された「ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち」です。海外メディアのレビューでは、メタスコア平均**83点(100点満点)**前後という高評価を獲得しており、テンポの良さやグラフィックが特に評価されています。

石版探し・転職システム・フルボイス化という特徴

石版と呼ばれるアイテムを集めることで過去の世界が少しずつ広がっていく「フリーシナリオ」の探索、基本職から上級職へとキャラクターを育てる転職システムが大きな特徴です。今回のリメイクでは石版探しの快適化やグラフィックの刷新に加え、キャラクターにフルボイスが搭載されました。

転職システムの沼にハマった話

上級職への組み合わせを考える面白さ

一番楽しかったのは、なんといっても転職システムでした。基本職を極めて上級職への道を切り開いていく過程は、組み合わせを考えるだけでわくわくする作業でした。特技の組み合わせを考えるのはやりごたえがあり、どのキャラをどの職業にするかで良い意味でも悪い意味でも頭を悩ませました。パーティ全体の属性や役割のバランスを考えるのに時間がかかり、気づけば何十分もメンバー構成とにらめっこしていたこともあります。

回復役ゼロのヒヤリ体験と、声がついた仲間たち

実際、編成を見直していたときに回復役が誰もいなくなっていることに気づかず、戦闘中にHPが減っても誰も回復できずに苦境に陥るというミスもしてしまいました。笑い話のような失敗ですが、それだけこのシステムに真剣に向き合っていた証拠だと思います。このヒヤリとした経験のおかげで、パーティに回復役が一人もいないことがどれだけ危ういかを身をもって実感し、以降は編成を変えるたびに役割のバランスを確認するようになりました。さらに、リイマジンドで追加されたキャラクターボイスのおかげで、仲間たちがしゃべる場面では自然と感情移入がしやすくなりました。

快適になった分、目についた物語の単調さ

過去の島や村を巡る「型」の繰り返し

一方で気になったのは、物語の展開が単調に感じられたことです。石版探しそのものは、快適化・簡略化のおかげでサクサク進められて心地よかったのですが、その分、過去の島や村を訪れて困りごとを解決し、石版を得るという型の繰り返しが強く意識されるようになってしまいました。舞台や登場人物は毎回変わるのに、基本的には「困っている人を助ける」というドラクエらしい王道の展開がベースになっていて、たまに恋愛ものや迫害ものといった毛色の違うエピソードが挟まる程度です。

ボイスがあっても拭えなかった単調さ

キャラクターにボイスがついたことで、各章の導入や会話そのものは印象に残りやすくなったのですが、それでも話の骨組み自体は毎回同じという感覚は拭えませんでした。快適に進められる分、次はどんな展開が待っているのだろうというワクワク感よりも、またこのパターンかという感覚の方が強くなってしまった印象があります。テンポの良さと引き換えに、試行錯誤しながらじっくり味わう楽しみが少し薄まってしまったようにも感じました。

転職に悩みたい人にこそおすすめ

おすすめしたい人、物足りないと感じるかもしれない人

総合的に見ると、満足度としては**「微妙」**というのが正直な感想です。ただし、これは決して悪い作品という意味ではなく、遊ぶ人を選ぶタイプの作品だと感じました。強いて言うなら、転職や育成であれこれ悩むのが好きな人には向いていると思います。パーティ編成に頭を抱えたり、時には回復役不在で苦しんだりする過程そのものを楽しめる人なら、きっとこのゲームの転職システムにハマれるはずです。逆に、物語のテンポや先の展開へのワクワク感を重視したい人には、少し物足りなく感じるかもしれません。

プレイ時間と裏ボス撃破の達成感

プレイ時間の体感はちょうどよく、最終的には裏ボスにも挑んでクリアできたので、やり込み要素としての満足感はありました。ネタバレなしで魅力と課題を正直にお伝えしましたが、初めてのドラクエ7として、良くも悪くも印象に残る体験でした。

まとめ

初めてのドラクエ7は、転職沼にどっぷり浸かりながら、快適さと引き換えの単調さも実感した一作でした。それでも裏ボスまで走り切れたのは、根底に確かな遊びごたえがあった証拠だと思います。またいつか、他のシリーズ作品にも触れてみたいと感じています。


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