レギュレーションM-Bで新たにメガシンカが解禁されました。
その中で個人的に一番気になったのが、メガムクホークです。
メガシンカ後の特性は「あまのじゃく」。これ、インファイトと組み合わせると唯一無二の動きができるんです。実装直後ということもあり使用者はまだ少ないですが、個人的にはかなりポテンシャルを感じています。
今回は、オーロンゲのいたずらごころサポートを軸に、メガムクホークを通す構築を紹介します。なお、オーロンゲ自身もM-Bで新たに追加されたポケモン。新レギュレーションの恩恵をフルに活かした編成です。
構築メンバー一覧

©Pokémon. ©Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
| ポケモン | 特性 | 持ち物 | 役割 |
|---|---|---|---|
| オーロンゲ | いたずらごころ | ロゼルのみ | サポーター |
| メガムクホーク | あまのじゃく | ムクホークナイト | エース |
| ハッサム | テクニシャン | メタルコート | 対フェアリー・岩 |
| ガブリアス | さめはだ | いのちのたま | 対電気・サブアタッカー |
| ヤバソチャ | おもてなし | オボンのみ | 盾役 |
| ミロカロス | かちき | たべのこし | 威嚇対策・コントロール |

©Pokémon. ©Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
構築コンセプト
コンセプトは一言で、「オーロンゲで場を整えて、メガムクホークで制圧する」です。
いたずらごころ持ちのサポーターとしてはヤミラミも候補に挙がりますが、今回オーロンゲを選んだ理由は2つ。
- すてゼリフで退場しながら後続に繋げる
- ソウルクラッシュで相手の特こうを下げられる
ねこだまし→こわいかお→すてゼリフと動くだけで、相手の物理・特殊両面を削りながらムクホークへの道を切り開けます。
また、メガムクホークはメガ進化ターンにいかくを発動できる仕様のため、初ターンに「オーロンゲのねこだまし+ムクホークのいかく」という形で相手を大幅に弱体化させることも可能です。このいかくのタイミング管理が、この構築を動かす上での重要なポイントです。
メガムクホーク詳細
特性「あまのじゃく」×インファイトが最大の強み
💡 この構築の核心
通常、インファイトは使うたびにぼうぎょ・とくぼうが下がるデメリット技。
しかし「あまのじゃく」は能力変化が逆になる特性のため、インファイトを使うたびにぼうぎょ・とくぼうが上がっていく。
→ 攻撃しながら耐久が上がり続ける、他のポケモンでは実現できないスタイルです。
これを使いたくてこの構築を組みました。場を整えさえすれば、インファイトを連打するほど崩れにくくなっていくのが面白いところです。
ステータスと素早さライン
メガ後のすばやさは152。環境に多いサザンドラ(最速152)と同速で、メガボーマンダ(最速145)を上から叩けます。スカーフ持ちには上を取られますが、素の速さで多くの相手を制圧できるのは強みです。
技構成の採用理由
| 技 | 採用理由 |
|---|---|
| インファイト | この構築の核心技。あまのじゃくによりぼうぎょ・とくぼうが上昇し、連打するほど耐久が増す。いわ・はがね・あくへの打点も兼ねる。 |
| ブレイブバード | メインウェポン。一致飛行技で高火力を出せる。反動ダメージの管理がカギ。 |
| ブレイズキック | はがねタイプへの炎打点。急所率が高く安定した攻撃技。 |
| まもる | サポートターン確保の必須枠。すてゼリフに合わせて守ることで後続展開を安全に行える。 |
サポート役:オーロンゲ
特性:いたずらごころ / 持ち物:ロゼルのみ
この構築の基盤を支えるサポーター。いたずらごころで変化技が先制で使えるため、相手の行動に関係なく自分のペースで動けます。
- ねこだまし:先制で相手1体を1ターン止める。ムクホークが安全に動ける盤面を作る最重要技。
- こわいかお:先制で相手のすばやさを2段階下げる。スカーフ持ちへの対処にも有効。
- ソウルクラッシュ:先制で相手の特こうを1段階下げる。特殊アタッカーを縛れる。
- すてゼリフ:退場しながら相手のこうげき・とくこうを下げ後続に繋ぐ。消耗品として最高の動き。
ロゼルのみはフェアリー技への耐久補強。いたずらごころ持ちはねこだましの的になりやすく、フェアリー技を受ける場面も多いため保険として機能します。
補完メンバー解説
ハッサム|対フェアリー・岩タイプの回答
特性:テクニシャン / 持ち物:メタルコート
メガムクホークが苦手とするフェアリー・岩タイプへの明確な回答枠です。
テクニシャン+バレットパンチの組み合わせは先制でフェアリーや岩を削る・倒すことができ、ムクホークへの攻撃を未然に防げます。メタルコートで火力も底上げしているため、先制技にしては破格のダメージを出せます。
とんぼがえりで安全に後続を呼び込む動きも可能。ハッサム→後続というリレーで戦況に応じた柔軟な展開が実現します。つじぎりはテクニシャン補正+急所率も高く、安定した攻撃技として機能します。
ガブリアス|対電気タイプの回答
特性:さめはだ / 持ち物:いのちのたま
メガムクホークが最も苦手とする電気タイプへの回答がガブリアスです。じしんで電気タイプを一掃しつつ、広い技範囲でサブアタッカーとしても機能します。
⚠️ 注意点:じしんは味方を巻き込む。ムクホークと同時選出する際はまもるを挟むか、ハッサムやミロカロスと組み合わせてターンを調整する必要があります。このあたりの選出管理が腕の見せ所です。
さめはだ+いのちのたまは火力は出ますが自傷ダメージが嵩む点はトレードオフ。いわなだれはひるみ付きで飛行タイプにも当たり、広い打点を確保できます。
ヤバソチャ|盾役
特性:おもてなし / 持ち物:オボンのみ
ムクホークへの集中攻撃を防ぐ「盾」として機能するポケモンです。いかりのこなで相手の攻撃を自分に引きつけることで、ムクホークが安全に行動できるターンを確保します。
おもてなし特性はひんし時に発動するため、盾として消耗しながら最後まで仕事をこなします。シャカシャカほう・ちからをすいとるで削り貢献もでき、オボンのみで場持ちを伸ばして役割を全うします。
ミロカロス|かちき逆用・試合コントロール役
特性:かちき / 持ち物:たべのこし
この構築で特に個性的な役割を担っているのがミロカロスです。
かちき特性は能力を下げられると特こうが2段階上昇する効果。ムクホークミラーで相手がいかくを使ってきた場合、ミロカロスを隣に置くことでかちきが発動し、特こうが爆発的に上昇します。威嚇対策と火力強化を同時に行えるのが強みです。
だくりゅうは相手の命中率を1段階下げる効果を持ち、試合の流れを荒らすコントロール技として機能します。れいとうビームで飛行・草・竜への打点も確保。しこあんじ+たべのこしで長期戦にも対応できます。
基本的な立ち回り
先発パターン①:基本展開(オーロンゲ+メガムクホーク)
最もオーソドックスな動きです。
- ターン1:オーロンゲのねこだまし+ムクホークのいかく(メガ進化タイミングで発動)。相手の動きを1体止めながらこうげきを下げる。
- ターン2:オーロンゲがこわいかお or ソウルクラッシュ→すてゼリフで退場。ムクホークがインファイト・ブレイブバードで攻撃開始。
- ターン3以降:インファイトを連打しながらぼうぎょ・とくぼうを上げつつ制圧。まもるを挟んでブレイブバード反動を調整。
先発パターン②:いかく・ミラー対策(ミロカロス絡め)
相手の構築にいかく持ちやムクホークが見えたら、ミロカロスを先発に組み込みます。相手がいかくを打った瞬間にかちきが発動し、特こうが大幅に上昇。だくりゅうで命中率を下げながら、後続のムクホークへの道を開けます。
先発パターン③:トリックルーム対策(ガブリアス+ハッサム)
トリックルーム展開が見えた場合は、ムクホークを温存してガブリアス+ハッサムで対処します。ハッサムのバレットパンチは優先度+1のためトリル下でも先制でき、「遅いガブリアスが後攻じしんで削る」プランに切り替えることも可能です。
選出の考え方
「まず何を通すかを決め、それに必要なサポートと補完を選ぶ」という順番で考えるのが基本です。
- ムクホークを通したい → オーロンゲ+ムクホーク先発
- 苦手タイプが相手に多い → ハッサムやガブリアスを先発に
- 威嚇が多い構築 → ミロカロスを必ず入れる
この思考フローを意識するだけで選出の精度が大きく変わります。
苦手な相手・弱点と対策
強みを活かすためには、弱点を正直に把握しておくことが大切です。
| 弱点 | 対策・補足 |
|---|---|
| ブレイブバード反動 | ムクホーク自身が削れていくため、まもるのタイミングが重要。反動ダメージを計算しながら動く必要がある。 |
| いわ・でんき・こおり技の一貫 | ハッサムとガブリアスで補完しているものの完璧ではない。特にスカーフでんき技はムクホークを即倒しうる。 |
| トリックルーム展開 | 素早さの高いムクホークは天敵。ガブリアス+ハッサムで対処するか、オーロンゲのねこだましでトリル要因を止める。 |
| フェアリータイプ | ハッサムで補完しているが、先発で対面した場合はオーロンゲのロゼルのみを消費して粘る場面もある。 |
まとめ:次の新メガシンカも使いたい
実際に使ってみての正直な感想は、「決まったときは本当に強い。でも、何もできないまま終わることも少なからずある」というものです。
オーロンゲとの連携がうまく噛み合い、インファイトを連打できる展開になると耐久も上がっていくため、相手が手を出しにくい状況が生まれます。一方で、初動の選出を外したり、想定外のタイプに先発で対面したりすると、あっさり崩されることも。まだ研究途上だからこそ、改善の余地が多く残っているとも言えますが。
M-Bではメガバシャーモやメガクチートなど、強力な新メガシンカが同時に解禁されています。次はこれらも実際に使って試したいですね。メガムクホークで学んだ「特性を活かした構築設計」の視点を持ったまま、次のメガシンカを開拓していく予定です。また結果を報告します!


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