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【ポケモンチャンピオンズ】メガサーナイト+イエッサンのコンボ解説 – てだすけワイドフォースで一掃するダブル戦術

ポケモン対戦

導入(コンボのコンセプト)

今回紹介するのは、メガサーナイト+イエッサン(メス)の並び。X(旧Twitter)や構築記事で見かけて、さっそく使い始めたコンボだ。

やっていることはシンプルで、

  1. イエッサンが場に出るだけでサイコフィールドを張る
  2. イエッサンがこのゆびとまれで相手の攻撃を引き受ける、またはてだすけでサーナイトの技を強化する
  3. メガサーナイトが強化されたワイドフォース(またはハイパーボイス)で、相手2体をまとめて殴る

という流れ。使ってみていちばん気持ちいいのは、てだすけ+ワイドフォースで相手の並びを一掃する瞬間。とにかく爽快。

本編(コンボの仕組み)

2体の型

メガサーナイト(フェアリー/エスパー)

  • 特性: フェアリースキン(メガシンカ後) / 持ち物: サーナイトナイト
  • 技: ワイドフォース / ハイパーボイス / マジカルフレイム / まもる
  • 性格・能力ポイント: ひかえめ / とくこう32・すばやさ32
©Pokémon/Nintendo/Creatures/GAME FREAK
ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの商標です。

イエッサン・メス(エスパー/ノーマル)

  • 特性: サイコメイカー / 持ち物: サイコシード
  • 技: このゆびとまれ / トリックルーム / だいちのはどう / てだすけ
  • 性格・能力ポイント: ずぶとい / HP32・ぼうぎょ32
©Pokémon/Nintendo/Creatures/GAME FREAK
ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの商標です。

メガサーナイトの種族値は、HP68・こうげき85・ぼうぎょ65・とくこう165・とくぼう135・すばやさ100。とくこう165という数字が、このコンボの火力の源になっている。

役割はきっちり分けている。メガサーナイトは、ひかえめでとくこう・すばやさに全振りした攻撃担当。イエッサンは、ずぶといでHP・ぼうぎょに振った守り担当で、このゆびとまれで物理攻撃を引き受けても倒れにくくしてある。持ち物のサイコシードは、サイコフィールドが張られると使われて、とくぼうが1段階上がる道具。イエッサンは自分でフィールドを張るので、場に出た瞬間にとくぼうも上がる。ぼうぎょに振ったぶん、特殊攻撃への硬さをこれで補う形だ。

強み1: ワイドフォースが「全体技」に化ける

ワイドフォース(エスパー・特殊・威力80)は、普段は相手1体にしか当たらない技。ところがサイコフィールド中は威力が1.5倍になり、範囲が相手全体に広がる。

ここにサイコフィールド自体のエスパー技強化(1.3倍)、メガサーナイトのタイプ一致、さらにイエッサンのてだすけ(1.5倍)が重なる。とくこう165から放たれる全体攻撃としては、かなりの火力になる。イエッサンはサイコメイカーで出てくるだけでフィールドを張ってくれるので、準備に1ターン使う必要もない。

強み2: ハイパーボイスとの撃ち分け

もう一つの全体技がハイパーボイス。フェアリースキンでノーマル技がフェアリータイプになり、威力も1.2倍される。

エスパーが通りにくい相手(エスパーを無効にするあくタイプなど)にはハイパーボイスで、それ以外にはフィールド込みで火力が出るワイドフォースで、と全体技を2本持てるのがこの型の良いところ。あくタイプにはフェアリーが抜群なので、ワイドフォースの穴をハイパーボイスがそのまま埋めてくれる。

実際に使い込んでみても、この撃ち分けはいい感じに機能している。しかも撃ち分けた先がどちらも全体技なので、相手のタイプに合わせて技を変えても、2体に当てられることは変わらない。

強み3: 先制技が効かない

サイコフィールドには、地面にいるポケモンへの先制技を無効にする効果もある。ダブルでよく使われるねこだましやふいうちで、メガサーナイトの行動を止められにくい。「とりあえずねこだましで1ターン止める」という相手の基本の動きを最初から封じられるのは大きい。

実戦でも、相手のねこだましをサイコフィールドで無効化できた場面があった。使ってみて「先制技を防げるのが強い」といちばん実感したのが、この部分だ。

強み4: このゆびとまれで守る

イエッサンのこのゆびとまれは、相手の単体攻撃を自分に引き寄せる技。メガサーナイトが狙われそうなターンは、イエッサンが攻撃を引き受けてサーナイトを自由に動かせる。

イエッサンの技は、場面に応じて役割を切り替えられる構成になっている。

  • このゆびとまれ: サーナイトを守る
  • てだすけ: サーナイトの火力をさらに上げて一掃を狙う
  • トリックルーム: 素早さ関係をひっくり返したいとき
  • だいちのはどう: 自分も攻撃に参加する技。フィールド中は威力が2倍になり、サイコフィールドならエスパータイプの技になる

弱点: はがねタイプと、速い相手

このコンボの一番の弱点ははがねタイプ。はがねはフェアリーとエスパーの両方を半減するので、ワイドフォースもハイパーボイスもしっかり受けられてしまう。

一応マジカルフレイム(ほのお)を持たせてはいるものの、打点としてはあまり大きくないのが正直なところ。はがねタイプが並んでいる相手にはこのコンボだけで押し切るのは難しく、後ろのポケモンでカバーする必要がある。

もう一つ、使い込むうちに見えてきた弱点が素早さ。こちらの並びは素早さが遅いので、速い相手に先に動かれると勝てない試合が出てくる。先制技を封じても、そもそも素早さで上を取られてしまうと、てだすけワイドフォースを撃つ前に崩されてしまう。

使っていて「サーナイトより速いメガが多いな」という印象があったので、実際にダブルでよく使われているメガの素早さ(種族値)を調べてみた。メガサーナイトの素早さは100、イエッサン(メス)は85。ダブル使用率50位以内のメガを、メガサーナイト(素早さ100)と比べて分けるとこうなる。カッコ内は素早さの種族値。

自分より速い(10体)

  • メガボーマンダ(120)
  • メガガブリアスZ(151)
  • メガライチュウY(130)
  • メガムクホーク(110)
  • メガメタグロス(110)
  • メガフラエッテ(102)
  • メガルカリオZ(151)
  • メガユキメノコ(120)
  • メガゲンガー(130)
  • メガマフォクシー(134)

同速(2体)

  • メガリザードンY(100)
  • メガカイリュー(100)

自分より遅い(5体)

  • メガグソクムシャ(40)
  • メガバンギラス(71)
  • メガラグラージ(70)
  • メガセグレイブ(87)
  • メガカメックス(78)

使用率50位以内のメガ17体のうち、メガサーナイトより速いのが10体、同速が2体、遅いのは5体だけ。しかも使用率トップ2のメガ(メガボーマンダ・メガガブリアスZ)がどちらも上を取ってくる。「サーナイトより速いメガが多い」という感覚は、数字で見てもその通りだった。

さらに、遅いメガはメガグソクムシャ・メガバンギラスのような耐久寄りが多く、そもそもワイドフォースで一掃しにくい相手。逆に、ワイドフォースで倒したい攻撃的なメガほど速い側に集まっている。速い相手に先に動かれて負ける、というのは、環境を考えると起こるべくして起きていた弱点と言える。

※種族値での比較なので、実際の素早さは能力ポイントの振り方・性格・こだわりスカーフなどで変わる。

まとめ

メガサーナイト+イエッサンは、

  • サイコメイカーで先制技を封じ、
  • このゆびとまれ・てだすけで守りと火力を切り替え、
  • ワイドフォース・ハイパーボイスの全体技2本で相手2体をまとめて削る

という、ダブルらしさが詰まったコンボ。てだすけワイドフォースで相手の並びが一気に崩れる瞬間は、ダブルバトルの醍醐味そのものだと思う。

まだ使い始めたばかりなので、はがね対策・速い相手への対策、そして後ろの4体の組み方は、これから使い込みながら詰めていきたい。

参考情報源

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